太陽光発電を導入したけれど、思ったほど電気代が下がらない・効果を感じられない。
導入された方からそういったご相談をいただくケースもございます。この記事ではなぜ電気代が下がらないのか、そしてどういった対策が挙げられるのか、解説を行なっていきます。
電気代が下がらない理由
太陽光パネルで発電した電力は、自家消費する電力に優先的に置き換わり、使用し切れなかった分は電力会社へと売電されます。
この時の売電単価はおおよそ15円/kWh前後となりますが、これは電気料金(30〜40円/kWh)の半分以下の金額です。
つまり、自家消費量が少なく、売電量が多い状況では太陽光発電の効果を十分に感じられないケースが多くなります。
実際、ご相談をいただくケースでは自家消費率が20〜40%となっている場合が多く、売電率の高さが電気代が思ったほど下がらないと感じられる最大の要因となっています。
自家消費率を上げるためには
自家消費率を上げるためにできる取り組みをいくつかご紹介します。
事前に日中の電力消費量を確認する
太陽光発電でしっかりと節約効果を発揮するためにも、事前の準備は大切です。
導入前に日中の電力消費量を調べるようにしましょう。
導入を相談している業者に聞けば概ねの消費量は算出してくれることが多いです。また、使用している電力会社のマイページから確認ができる場合もあります。
日中に家事を行う
洗濯機を回す、ご飯を炊く、アイロンをかけるなど、家電を使って行う家事を日中に行うことで自家消費率を上げることができます。
少しだけ早起きをして、夜間に行なっている家事をまずは1つ朝に行うよう心掛けてみてください。
蓄電池を導入する
既に太陽光発電を導入している場合は、蓄電池も導入することで自家消費率を向上することができます。
蓄電池は使い切れなかった電力を、発電のできない夜間に使用することができる仕組みです。日中に発電した電力を一時的に保管することが可能なため、売電量を減らすことが可能です。
太陽光発電と蓄電池を合わせて設置されたご家庭のデータを見ると、概ね65~80%ほどの自家消費率となり発電した電力を有効に活用できています。
売電量に合わせた適切な容量の蓄電池9.5kWhを導入することで、発電した電力を売電せずに有効活用できるようになります。
蓄電池にはさらなるメリットも
現在販売されている蓄電池にはAI機能が搭載されているものも多く、電力を貯めるだけでなく、電気料金をさらに抑えられるよう自動で働いてくれます。
例えば、翌日の日射量を気象予報会社から自動で入手し、翌日の発電量が少ないと判断すると日中よりも安い夜間電力を予め購入し蓄電しておく、といった動きで電気料金を抑えてくれます。
特に積雪地帯などでは効果を発揮しやすいです。
まとめ
太陽光発電の効果を最大限に活かすためには、自家消費率を上げることが重要です。
導入前からしっかりと計画を立てることも大事ですが、導入後からできる取り組みもあります。
導入前後での電気料金の変化を定期的に見直し、太陽光発電の効果を最大化していきましょう。
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